被害者：女性、熊本県人吉市在住
加害者：任意保険なし
 
 
《ご本人様には「人身傷害保険の適用」があり「治療費の支払は人身傷害保険が対応」しました》
本件では、加害者側が任意保険に加入していませんでした。
そのため、治療費の支払も含めて、加害者側からの賠償を受けられないことが、心配されました。
 
幸い、ご本人様には「ご本人様側の人身傷害保険の適用」がありました。
治療費は人身傷害保険が一括対応し、
治療終了時には、人身傷害保険金「１５万円弱」の支払が提示されました。
ほとんどの方は、人身傷害保険金「１５万円弱」をもらって、終了とすることが多いのではないかと思われます。
 
 
《弁護士の活動～加害者に対して訴訟提起を行い「実際に７０万円強の賠償金を回収」して事故解決》
しかし、本件では、「弁護士費用特約が利用できました」ので、
ご本人様は、弁護士費用特約でまかなえる範囲で、出来る限りのことをして欲しい、と、
いなば法律事務所の弁護士に、事故解決をご依頼されました。
 
弁護士は、
加害者が無資力であるなど、回収できない可能性があることを、十分に、ご説明の上で、
まずは、加害者側と交渉し、その上で、熊本簡易裁判所に、適切な賠償を求めて訴訟提起を行いました。
 
訴訟において、加害者側は、１か月程度の治療で十分であったはずだ、などと争ってきましたが、
最終的には、訴訟上での和解となり、
当方の請求額に近い、「７０万円強」を相手方が支払う、との内容で合意が成立しました。
上記「７０万円強」は、「ご本人様宛に実際に入金」があり、きちんと回収することができました。