事例258
交通事故示談★熊本県御船町・40代女性・むち打ち・後遺障害等級併合14級につき、損害額約465万円の認定を得て示談解決
被害者:40代女性、熊本県御船町在住
事故態様:追突
傷病名:頚椎捻挫、腰椎捻挫
《事案の概要》
追突事故でむち打ち症になった方の事案です。
整形外科への通院治療中に、弁護士に相談され、ご依頼をいただきました。
弁護士にて、ご本人様に代わり、治療終了時期の交渉も行いました。
《弁護士による解決① 後遺障害等級の獲得》
弁護士にて、後遺障害診断書の作成を主治医に依頼しました。
後遺障害診断書は医師の判断で作成されるものですが、病院や医師によっては、必要かつ十分な検査等をしていただけないことも多いので、弁護士より依頼をしました。
自賠責保険には、後遺障害診断書に加え、治療終了後も自費で通院していることを示す証拠や自賠責損害調査事務所宛の弁護士意見書を提出して、後遺障害等級の認定を求めました。
その結果、
・頚椎捻挫後の頚部痛・肩痛・頭痛・吐き気などの症状について14級9号
・腰椎捻挫後の背部痛・腰痛・下肢痛などの症状について14級9号
のあわせて併合14級の後遺障害等級を獲得しました。
この時点で、自賠責保険から後遺障害分75万円を先行回収しました。
この75万円は、今回は、自賠責保険に被害者請求したため、先行回収しましたが、通常の保険会社との示談の場合には、保険会社からの示談金額に含まれるものです。
《弁護士による解決② 保険会社との示談交渉》
後遺障害等級の認定を得た上で、弁護士にて、相手方保険会社と示談交渉をしました。
交渉の結果、
・休業損害(主婦としての休業損害):約100万円
・傷害慰謝料(入通院慰謝料):約105万円(裁判基準満額)
・逸失利益:約80万円 (主婦として年収約365万円相当と考えて計算)
・後遺障害慰謝料:約110万円(裁判基準満額)
など、合計約465万円の損害額認定を獲得しました。
保険会社からの既払い金と自賠責保険から先行回収した75万円を除く新たな回収額は、約320万円です。
《弁護士のコメント》
弁護士費用特約をご利用され、ご本人様の弁護士費用の負担はない形で解決できました。
示談内容も、弁護士の目からみて、満足いく内容で解決できたものと考えております。