事例268
交通事故示談★熊本県荒尾市・30代女性・神経症状(後遺障害14級9号)につき、約475万円の損害額認定を得て示談解決
被害者:30代女性、熊本県荒尾市在住
傷病内容:鎖骨骨折
事故態様:出合い頭衝突
過失割合:10%
《弁護士による解決① 後遺障害等級の獲得》
画像上、骨折部の骨癒合が良好であり、「鎖骨・・・に著しい変形を残すもの」(12級5号)の程度にまでは達しませんでした。
そこで、事故態様を踏まえて疼痛が残っていることを指摘し、「局部に神経症状を残すもの」14級9号の後遺障害等級認定を獲得しました。
《弁護士による解決② 保険会社との示談交渉》
獲得した後遺障害等級を前提に、弁護士が、ご本人様に代わって、相手方の任意保険会社と示談交渉をしました。
交渉の結果、
独身でしたが家事をしていたとして、
・主婦としての休業損害(主婦休損):約100万円
※労災からの休業補償約90万円は別途。
・傷害慰謝料(入通院慰謝料):約165万円(赤い本別表Ⅰによる裁判基準満額)
・後遺障害慰謝料:約110万円
・後遺障害逸失利益:約80万円
など、合計約475万円の損害額の認定を勝ち取りました。
本件は労災事案でしたので、上記損害額とは別に労災からの受領額があり、上記約475万円は労災からの受領額を調整した後の金額です。
当方にも過失がある事案でしたが、交渉の結果、過失割合を10%とすることができました。
保険会社の既払い金を除く新たな回収額は、約320万円です。
弁護士費用特約をご利用され、ご本人様の弁護士費用のご負担はありませんでした。
《弁護士のコメント》
独身でしたが、ご家族との同居状況などを踏まえて主婦としての休業損害の認定を勝ち取ることができました。
労災からの休業補償もあわせると、休業について、相応の金額を得られたものと考えております。