【事案の概要】
被害者：男性、熊本県内在住
後遺障害等級：１１級７号「脊柱に変形を残すもの」
過失割合：当方５～１０％
 
 
【弁護士の活動①～自賠責保険へ被害者請求→後遺障害等級「１１級７号」の認定を取得して「３３１万円」を先行回収】
交通事故後の治療中に、ご依頼をお受けした事案です。
治療段階から、弁護士が、ご本人様をフォローさせて頂きました。
 
症状固定時期を待って、主治医に後遺障害診断書を作成頂き、
自賠責保険に、弁護士が、被害者請求の形で、後遺障害等級の認定申請を行いました。
 
申請の結果、
後遺障害等級１１級７号「脊柱に変形を残すもの」が認定され、
後遺障害分として、自賠責保険金「３３１万円」を先行して回収できました。
 
保険会社との通常の示談においては、上記３３１万円は、最終の示談金の一部となっていることがほとんどと思われますが、
本件では、この時点で、弁護士が「３３１万円」を先行回収しました。
 
 
【弁護士の活動②～相手方保険会社と交渉を行い「約５５０万円」を追加回収】
弁護士は、引き続き、後遺障害等級１１級７号が認定された事案であることを前提に、
上記「３３１万円」では賠償金が不足すると主張して、相手方保険会社と賠償金額の交渉を行いました。
 
ご本人様に持病がおありであり、その点が賠償額に影響していた事案ですが、
弁護士交渉の結果、
最終的には、「約５５０万円」の追加支払を受ける形で、相手方保険会社と示談合意ができました。
 
弁護士が回収した金額は、先行回収した「３３１万円」＋「約５５０万円」＝「約８８０万円」となります。