事例1090
交通事故後遺症★熊本市内・20代男性につき、後遺障害等級「併合9級」の認定取得
2023/05/19
- 頭部・脳
- 上肢
- 下肢
- 9級
- 10級
- 12級
- 14級
- その他
依頼者:20代男性、熊本市内在住
受傷内容:橈骨遠位端開放骨折、橈骨骨幹部骨折、大腿骨転子部骨折、耳鳴症、感音性難聴など
《後遺障害等級認定申請→後遺障害等級「併合9級」の認定取得》
後遺障害等級認定申請の結果、
① 1上肢の橈骨遠位端開放骨折に伴う手関節の機能障害について、後遺障害等級10級10号「1上肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの」
② 1上肢の橈骨骨幹部骨折に伴う手関節の機能障害について、後遺障害等級12級6号「1上肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの」
③ 1下肢の大腿骨転子部骨折に伴う股関節の機能障害について、後遺障害等級12級7号「1下肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの」
④ 1下肢の大腿骨転子部骨折後の股関節痛・大腿部痛の症状について、後遺障害等級14級9号「局部に神経症状を残すもの」
⑤ 耳鳴について、「耳鳴に係る検査によって難聴に伴い著しい耳鳴が常時あると評価できるもの」として、後遺障害等級12級相当
⑥ 感音性難聴について、純音聴力検査結果(6分法)により、「1耳の平均純音聴力レベルが40デシベル以上70デシベル未満のもの」と捉えられるとして、後遺障害等級14級3号「1耳の聴力が1メートル以上の距離では小声を解することができない程度になったもの」
の①~⑥の後遺障害等級が認定されました。
うち、⑤と⑥は、同一系列の障害であることから、いずれか上位の等級を認定することとなり、⑥は⑤に含めての評価となり、
これと①②③④を併合した結果、「併合9級」の後遺障害等級認定となります。