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事例18

交通事故訴訟★熊本市内の小学生・後遺障害等級13級につき、損害賠償金(遅延損害金等を含む)を「約570万円増額」して解決

2014/09/22

  • 下肢
  • 13級
  • その他
被害者:熊本市内在住の小学生
事故発生地:熊本市内
事故態様:横断歩道を横断中の小学生が、前方不注意の左折車にはねられた交通事故
傷病名:大腿骨骨幹部骨折、前額部裂創など
後遺障害等級:13級相当
(大腿骨骨折後の下肢長差について、画像上、患側の下肢が健側の下肢と比較して、1センチメートル以上の延長が生じたものとして、13級相当)


《弁護士相談とご依頼の経緯》
親御様からご相談をいただきました。
保険会社側から、自賠責保険金や既払い金を除き「約205万円での示談提示」をされておられました。
※ 自賠責保険金は既に受領されておられました。
相手方には既に保険会社側の弁護士が選任されており、紛争の程度は大きいものと考えられました。

保険会社側の示談提示内容を弁護士にて検討させていただいたところ、骨折箇所の骨が出っ張っているなど、現在も様々な障害が残っているのに、示談金額は低額であり、保険会社の提案にしたがって示談するのはお勧めできない、と判断されました。

紛争の程度が大きいこともあり、訴訟解決する方針で、弁護士依頼となりました。


《弁護士による解決:訴訟~最終解決》
上記のとおり、相手方弁護士との交渉では、適切な解決が難しいと考えられましたので、熊本地方裁判所に訴訟提起を行いました。
裁判所では、
・弁護士会照会に基づく将来治療費の金額や将来治療の必要性
・本人の下肢の現状の外観
などを示しながら、主張立証活動を行いました。

一方、相手方は、
・医師の意見書
・医学文献
を提出して、逸失利益を否定するなど、激しく争ってきました。

主張立証活動の結果、
裁判所より、
・下肢に残る醜状痕は等級認定されないにしても後遺障害であること
・将来治療が必要であること
など当方の主張の汲んだ判決がなされました。

相手方提出の
・医師の意見書
・医学文献
は、裁判所の判断でほとんど重視されませんでした。

金額としては、
・賠償金額を約205万円から約775万円(遅延損害金等を含む。)に「約570万円増額」することができました。 
 

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